2010年01月10日
どんどやき&歳の神
昨日は地域のどんど焼きでした。
昨年のお兄ちゃんの「言いまつがい」で
笑った記事はこちら
http://faro.i-ra.jp/e77721.html
子どもがあまりに少なくて、数年間途切れていた
風習を、3~4年前に復活させて再開したのです。
しかし今年は、小学生が6人だけ。
春にジャミラが小学生になったら、
あとは上の子からどんどん卒業していくだけで、
減る一方です。
どんど焼きも、これで終わりかもと言う雰囲気です。

今年も、おばあちゃんたちが手伝ってくださって、
団子を作ります。
子どもたちは好きな形で作ります。

丸い3色の団子は柳の枝に挿しておきます。
これを、歳の神で配って歩きます。
この柳の枝を確保するのが、子ども会の役員の
お父さんたちが頭を痛める箇所です。
ちょうどいい柳を100本以上刈らなくてはいけないからです。

おばあちゃんの精鋭部隊。
去年も書きましたが、彼女たちそれぞれに得意分野が
あって、漬物、カレー、スパゲッティ、お汁粉を
担当してくださいます。
てきぱきと無駄がなく、本当にすごい人たちだといつも
感心し、感謝しています。
父兄が運営するんですが、子どもが6人と言ってもそれぞれ
兄弟だったりするので、お母さんお父さんも4人ずつしか
いないことになります。
おまけにお勤めの父兄もいるので、半分の4人くらいで
廻さなくてはいけません。
おばあちゃんたちが手伝ってくれなかったら、
この行事の運営は不可能な状態です。

団子を作って、おいしいカレーをいただいたら、
地域を2つに分けて歩きます。
歳の神を持って、玉ぐしで清め、団子を渡し、
そしてお賽銭をいただきます。
このお賽銭は、子ども会の運営資金になります。
しかし、お年寄りの家が多く、呼んでも起き上がれなかったり、
家はあるけど、都会の親戚が管理していて無人だったり、
定年後の終の棲家として越してきた人は、
関係ないからと断ったりで、子どもたちを取り巻く環境も、
様変わりしています。

家のそばの特別養護老人ホーム。
インフルエンザの関係で中に入れず、おばあちゃんたちも
寒い寒いと言いながら外で見守ってくれました。
「払いたまえ、清めたまえ、、、」
と、6年生の女の子が一通りお祓いをした後、
「他にも何か願い事がありますか?」と
尋ねると、
「おじいさんが、優しくしてくれますように」
と、後ろのおばあちゃんの一言が飛び、
「払いたまえ、清めたまえ、おじいさんが
優しくしてくれますように」
と、唱えたら、皆さん笑ってくださいました。
そのおじいさんは、この世にいるのかなと
ちょっと思ったりしました。
皆さん、子どもの顔を見る機会があまりないので
歳の神をとても喜んでくださいます。

ジャミラ君はまだ保育園なので、子ども会ではないのですが、
団子を配る係に任命しました。
「どう言ったらいいの?」
と言うので、
「”5時からどんど焼きだから来てくださいっ”て
言えばいいんだよ。」
と教えたら、
「5時からどんどやきですから、
ぜひ来てください」
と、丁寧な言葉に直して言っていたので、驚きました。
貰った方はみんな笑顔で、うれしそうに受け取ってくださいました。

お兄ちゃんは、歳の神様を持つ係だったのですが、
この神様がとんでもなく重いのです。
私が途中もってあげたのですが、たぶん3キロ以上は
あったと思います。
途中で耐えられなくて、思わずお兄ちゃん、
ゴンッ!!!
と、落として、一同でキャー!!と叫びました。
無事でしたが、、、

ぽかぽかと、どんど焼きの日には珍しく穏やかな日でした。
去年は強風で、ドラム缶で焼いただけでした。
おととしは、極寒&土砂降りで皆でずぶぬれで
ひどい思いをしました。
神主さんが来てくれて、みんなの健康を祈ってくれます。

いよいよ点火。
こんな風にまともにどんど焼きができるなんて!と
今まで散々な天候だったので皆喜びました。
ジャミラ君のセールスが通じたのか、30人くらいの方が
お団子を持って集まってくれました。
お神酒をふるまい、お汁粉を配りました。

通は、ちゃんと団子にアルミホイルを巻いて持ってきます。
更に通な方は、竹で団子の枝を継いで、
焼きやすいようにしてきます。

近隣の地区でも、こんな風に団子を作ってまでどんど焼きを
するところが少なくなってきたそうです。
ずっと残しておきたい風習ですが、子どもの数を見ると
そうもいかないのが現実だなと思った夜でした。
子どもの少ない分、親が頑張らなくてはいけないのも
辛いところです。
本当に疲れました。
風邪もぶり返して、グロッキーな私です、、、
でも、明日もまた柔道の合同練習で、カレーと
おしるこを作らなくてはいけません、、、
本当に親が大変です、、、泣
昨年のお兄ちゃんの「言いまつがい」で
笑った記事はこちら
http://faro.i-ra.jp/e77721.html
子どもがあまりに少なくて、数年間途切れていた
風習を、3~4年前に復活させて再開したのです。
しかし今年は、小学生が6人だけ。
春にジャミラが小学生になったら、
あとは上の子からどんどん卒業していくだけで、
減る一方です。
どんど焼きも、これで終わりかもと言う雰囲気です。
今年も、おばあちゃんたちが手伝ってくださって、
団子を作ります。
子どもたちは好きな形で作ります。
丸い3色の団子は柳の枝に挿しておきます。
これを、歳の神で配って歩きます。
この柳の枝を確保するのが、子ども会の役員の
お父さんたちが頭を痛める箇所です。
ちょうどいい柳を100本以上刈らなくてはいけないからです。
おばあちゃんの精鋭部隊。
去年も書きましたが、彼女たちそれぞれに得意分野が
あって、漬物、カレー、スパゲッティ、お汁粉を
担当してくださいます。
てきぱきと無駄がなく、本当にすごい人たちだといつも
感心し、感謝しています。
父兄が運営するんですが、子どもが6人と言ってもそれぞれ
兄弟だったりするので、お母さんお父さんも4人ずつしか
いないことになります。
おまけにお勤めの父兄もいるので、半分の4人くらいで
廻さなくてはいけません。
おばあちゃんたちが手伝ってくれなかったら、
この行事の運営は不可能な状態です。
団子を作って、おいしいカレーをいただいたら、
地域を2つに分けて歩きます。
歳の神を持って、玉ぐしで清め、団子を渡し、
そしてお賽銭をいただきます。
このお賽銭は、子ども会の運営資金になります。
しかし、お年寄りの家が多く、呼んでも起き上がれなかったり、
家はあるけど、都会の親戚が管理していて無人だったり、
定年後の終の棲家として越してきた人は、
関係ないからと断ったりで、子どもたちを取り巻く環境も、
様変わりしています。
家のそばの特別養護老人ホーム。
インフルエンザの関係で中に入れず、おばあちゃんたちも
寒い寒いと言いながら外で見守ってくれました。
「払いたまえ、清めたまえ、、、」
と、6年生の女の子が一通りお祓いをした後、
「他にも何か願い事がありますか?」と
尋ねると、
「おじいさんが、優しくしてくれますように」
と、後ろのおばあちゃんの一言が飛び、
「払いたまえ、清めたまえ、おじいさんが
優しくしてくれますように」
と、唱えたら、皆さん笑ってくださいました。
そのおじいさんは、この世にいるのかなと
ちょっと思ったりしました。
皆さん、子どもの顔を見る機会があまりないので
歳の神をとても喜んでくださいます。
ジャミラ君はまだ保育園なので、子ども会ではないのですが、
団子を配る係に任命しました。
「どう言ったらいいの?」
と言うので、
「”5時からどんど焼きだから来てくださいっ”て
言えばいいんだよ。」
と教えたら、
「5時からどんどやきですから、
ぜひ来てください」
と、丁寧な言葉に直して言っていたので、驚きました。
貰った方はみんな笑顔で、うれしそうに受け取ってくださいました。
お兄ちゃんは、歳の神様を持つ係だったのですが、
この神様がとんでもなく重いのです。
私が途中もってあげたのですが、たぶん3キロ以上は
あったと思います。
途中で耐えられなくて、思わずお兄ちゃん、
ゴンッ!!!
と、落として、一同でキャー!!と叫びました。
無事でしたが、、、
ぽかぽかと、どんど焼きの日には珍しく穏やかな日でした。
去年は強風で、ドラム缶で焼いただけでした。
おととしは、極寒&土砂降りで皆でずぶぬれで
ひどい思いをしました。
神主さんが来てくれて、みんなの健康を祈ってくれます。
いよいよ点火。
こんな風にまともにどんど焼きができるなんて!と
今まで散々な天候だったので皆喜びました。
ジャミラ君のセールスが通じたのか、30人くらいの方が
お団子を持って集まってくれました。
お神酒をふるまい、お汁粉を配りました。

通は、ちゃんと団子にアルミホイルを巻いて持ってきます。
更に通な方は、竹で団子の枝を継いで、
焼きやすいようにしてきます。

近隣の地区でも、こんな風に団子を作ってまでどんど焼きを
するところが少なくなってきたそうです。
ずっと残しておきたい風習ですが、子どもの数を見ると
そうもいかないのが現実だなと思った夜でした。
子どもの少ない分、親が頑張らなくてはいけないのも
辛いところです。
本当に疲れました。
風邪もぶり返して、グロッキーな私です、、、
でも、明日もまた柔道の合同練習で、カレーと
おしるこを作らなくてはいけません、、、
本当に親が大変です、、、泣
Posted by たんたん at 15:33
│ジャミラーズ
この記事へのコメント
うちの方も今日でした。
以前は子供会でやってましたが、子供が急減したため、今では各班での当番制になりました。
なんとも寂しいですよね。
以前は子供会でやってましたが、子供が急減したため、今では各班での当番制になりました。
なんとも寂しいですよね。
Posted by 工房ike at 2010年01月10日 15:52
***ikeさん***
婦人会も昨年解散しました。
子ども会も、単独では運営できないので、
いくつかの子ども会と一緒になって、遠足に
行ったり、アトラクションを楽しんでいます。
どんど焼きも、どこか違う場所で、みんなまとめて
やるようになるかも知れません。
団子を配るのも、もうできないかもしれませんね。
婦人会も昨年解散しました。
子ども会も、単独では運営できないので、
いくつかの子ども会と一緒になって、遠足に
行ったり、アトラクションを楽しんでいます。
どんど焼きも、どこか違う場所で、みんなまとめて
やるようになるかも知れません。
団子を配るのも、もうできないかもしれませんね。
Posted by たんたん
at 2010年01月10日 15:57

わたしの地区も昨日でした♪
残念ながら、駅伝のお手伝いで行けなかったのですが><
夕方やるところもあるのですね^^
こちらのほうでは、子供の頃から早朝と言う習慣だったので、少し驚きました。
今日、やる地区もあるようで、昨日後尾車に乗りながら役員さんたちが、
「年々厳しくなるなぁ~。おんべもあんなにちっさくなってきて」
この言葉の意味が、わたしは少子化だから?と思ったのですが、お飾りの数の減少なんだそうです。
お飾りの価格が高いということで、飾るうちも減って来たそうです。
なんだか、それも寂しいですねぇ~><
残念ながら、駅伝のお手伝いで行けなかったのですが><
夕方やるところもあるのですね^^
こちらのほうでは、子供の頃から早朝と言う習慣だったので、少し驚きました。
今日、やる地区もあるようで、昨日後尾車に乗りながら役員さんたちが、
「年々厳しくなるなぁ~。おんべもあんなにちっさくなってきて」
この言葉の意味が、わたしは少子化だから?と思ったのですが、お飾りの数の減少なんだそうです。
お飾りの価格が高いということで、飾るうちも減って来たそうです。
なんだか、それも寂しいですねぇ~><
Posted by しばわんこ^^ at 2010年01月11日 09:42
***わんこさん***
駅伝のお手伝い、お疲れ様でした~
大変だったでしょうね。
うちの地区でも、昔は朝やっていたようです。
今は、夕方の方が皆さん集まりやすいとのことで、
変わったようです。
もっと遅く歳の神を回る地区もあって、子どもたちも
親も大変だと思います。
おんべって初めて聞きました!
あのお飾りをまとめたもののこと??
お飾り、確かに減っているってみんな気にしていました。
住む人が少なくなっているのも、うちの地区では原因の
一つだと思います。
車に昔はみんなつけたものだけど、今はそこまでしないとも
言う人がいましたね。
確かに、そういう車を見ることもなくなりました。
駅伝のお手伝い、お疲れ様でした~
大変だったでしょうね。
うちの地区でも、昔は朝やっていたようです。
今は、夕方の方が皆さん集まりやすいとのことで、
変わったようです。
もっと遅く歳の神を回る地区もあって、子どもたちも
親も大変だと思います。
おんべって初めて聞きました!
あのお飾りをまとめたもののこと??
お飾り、確かに減っているってみんな気にしていました。
住む人が少なくなっているのも、うちの地区では原因の
一つだと思います。
車に昔はみんなつけたものだけど、今はそこまでしないとも
言う人がいましたね。
確かに、そういう車を見ることもなくなりました。
Posted by たんたん
at 2010年01月11日 22:45
