2011年10月30日
凄い偶然

ずっと、ブログ更新が疎かになっています。
小さいけれども手間がかかって、気の抜けないお仕事が多くて、毎日お仕事真剣に取り組んでいます。
そして、ツイッターやフェイスブックに、ブログに載せるほどでもない小ネタをアップするようになったので、その分記事が減りました。
そしてもうひとつ。
明後日、町の公民館で、下田のNPOの『葵学園』さんから、講師を依頼されていて、初めてパワーポイントを使ってスライドレクチャーをしなくてはならず、暇さえあれば借り物パソコンと向き合っています。
何を話そうか悩みましたが、私がなぜ今の仕事を選び、西伊豆で暮らすようになったのか、それをお話することにしました。
私がこの道に進むにあたり、一番影響を与えた出来事は、TBSの地球ZIGZAGに出演したことだと、以前ブログでも書きました。
ヴェネツィア、ムラノ島のマエストロ、ジョルジョとの交流はたった5日だけだったけど、亡き彼のパッションは、今も私の中に流れています。
その後、何度かヴェネツィアに行き、24歳の時に偶然新しい師匠と出会い、鍛えられて帰国しました。
そんなことをこの数週間思い出しながら、講座の内容を考えています。
そして今日も、夕方家事の合間に原稿をタイプしていたら、電話がなりました。
『地球ZIGZAGを手懸けていた、制作会社の者です。
今回再び、地球ZIGZAGの企画を検討しておりまして、、、』
えー!(≧ω≦)
なんてグッドタイミング。
私の念力が、飛んでしまったのかな?(笑)
20年近く前に、やはり出演者を集めた番組があり、3代目司会者の吉田拓郎さんと集まったメンバーとで収録した傑作選が放映されました。
私が再びヴェネツィアに行くことが出来るのは、今町から借りている多額の借金を返してからだと思っています。
その頃には、ジャミラーズは大人になっているでしょう。
その時、私がお世話になったヴェネッイアの皆さんは生きていてくれるのだろうか、、、(T_T)
『すぐに帰っておいで!』と言われて、泣きながら別れた日から18年が経ちました。
今でも、ヴェネツィアに降り立ち、会いたい人達の元に走る夢をよく見ます。
だけど、いつも会えずに悲しい思いで目覚めるのです、、、
2009年08月17日
日本髪の天使
静岡地震。
自分の作品はまた作ればいいけど、
悔しいのは、大事な思い出の品が割れたこと。
http://faro.i-ra.jp/e131023.html
ヴェネツィアのマエストロ(師匠)、ミケーレが帰国する
私のために作ってくれた、日本髪の天使(笑)
「淳子を作ってやる!」って言って、始めたので、
ワクワクしてみていたら、
天使を日本髪にしただけやん!
ちょうどクリスマスの「プレセーピオ」の
仕事の流れの延長線なだけだった、、、
まあ、それがミケーレらしいと言えば彼らしい。
で、壊れたからと言って、捨てられない私。
ムラノ島での修業時代の思い出はたくさん。
だけど、思い出させてくれる品物は
本当に少ない。
「年が明けたら帰ってくるんだろう?」
と言ってくれたみんなとは、あれから16年も会っていない。

思い出にしがみつくなんて、しつこいなと自分でも思うけど、
やっぱり、ムラノ島の修業時代が今の私の原動力でもある。
なくなってしまったら、あの島の人たちとのつながりも
切れてしまいそうで怖い。
ということで、修復~
バラバラのパーツを、あの惨状の中からなんとか
探し出しました。

ガラスには、紫外線で硬化して、透明になる
特殊な接着剤があります。

ずれないように、くっつけて、陽に当てると、瞬時に
固まります。

結局、肩の部分がどうしても見つかりませんでした。
かなり大きなパーツだったのに、見つからないのが
不思議です。
イタリア語の先生に、この件を話したら
「いつか、マエストロが淳子さんの工房へ来た時、
その壊れた天使を見て、
『こんなに困難な思いをして、
ガラスを続けたんだね』と
言ってくれる日が来るかもしれませんね。」
と、言ってくださいました。
ああ、そんな日がいつか本当に来たら、、、
そう思ったら、グッときてしまいました。
先生によると、イタリアでも大きくニュースになったとのこと。
心配されているかどうかわからないけど、
10年ぶりにマエストロ達に、近況報告がてら、
イタリア語で手紙を書いてみようと思っています。
自分の作品はまた作ればいいけど、
悔しいのは、大事な思い出の品が割れたこと。
http://faro.i-ra.jp/e131023.html
ヴェネツィアのマエストロ(師匠)、ミケーレが帰国する
私のために作ってくれた、日本髪の天使(笑)
「淳子を作ってやる!」って言って、始めたので、
ワクワクしてみていたら、
天使を日本髪にしただけやん!

ちょうどクリスマスの「プレセーピオ」の
仕事の流れの延長線なだけだった、、、
まあ、それがミケーレらしいと言えば彼らしい。

で、壊れたからと言って、捨てられない私。
ムラノ島での修業時代の思い出はたくさん。
だけど、思い出させてくれる品物は
本当に少ない。
「年が明けたら帰ってくるんだろう?」
と言ってくれたみんなとは、あれから16年も会っていない。
思い出にしがみつくなんて、しつこいなと自分でも思うけど、
やっぱり、ムラノ島の修業時代が今の私の原動力でもある。
なくなってしまったら、あの島の人たちとのつながりも
切れてしまいそうで怖い。
ということで、修復~
バラバラのパーツを、あの惨状の中からなんとか
探し出しました。
ガラスには、紫外線で硬化して、透明になる
特殊な接着剤があります。
ずれないように、くっつけて、陽に当てると、瞬時に
固まります。

結局、肩の部分がどうしても見つかりませんでした。
かなり大きなパーツだったのに、見つからないのが
不思議です。
イタリア語の先生に、この件を話したら
「いつか、マエストロが淳子さんの工房へ来た時、
その壊れた天使を見て、
『こんなに困難な思いをして、
ガラスを続けたんだね』と
言ってくれる日が来るかもしれませんね。」
と、言ってくださいました。
ああ、そんな日がいつか本当に来たら、、、
そう思ったら、グッときてしまいました。

先生によると、イタリアでも大きくニュースになったとのこと。
心配されているかどうかわからないけど、
10年ぶりにマエストロ達に、近況報告がてら、
イタリア語で手紙を書いてみようと思っています。
2009年07月28日
イタリアのスクラッチくじ:GRATTA E VINCI
イタリア語の先生が、この間2週間ほど用事で
イタリアへ行っていました。
お土産に、イタリア語で書かれた「浦島太郎」の
絵本をくださいました。
かなりなお値段がしていて、恐縮です、、、
で、今日の授業では
「あ、そうそうこれを、、、」と、小さな紙をくれました。
「それは グラッタ ヴィンチっていうくじですよ。
今はバスのチケット買うと、当り前のように
『くじは、どう?』って聞かれるので、つい
買ったのですが、持ち帰っちゃって、、、
差し上げますから、やってみてください。」
と、くださいました。スクラッチくじです。
「当たったら、悔しいから、家で削ってください。
まあ、当たってもイタリア持っていかないとね、、、
」
ということで、早速~

Un mare di fortuna 「幸運の海」ってなんだかすごく胡散臭い。
どうやら、私のつたないイタリア語力で理解するに、
左にも右にもなにやらシンボルが出るらしい。
それが合致したら、当たりってことかな???
結果は、、、

う~~~ん
そう簡単には当たるわけないか。かすりもしないね。
でもイタリア語のいい勉強教材になりました。
だって、海の生き物の名前が書かれているもの。
BALENA はクジラか、、、
クラゲって、メドゥーサって言うんだ~
クラゲ好きの私でも知らなかった~
マンタはそのままMANTAなんだね。
最後のPOLIPOって、辞書によるとポリプのことらしいけど、
絵が何だかタコみたい。
また先生に聞いてみよう。
伊勢海老は、ARAGOSTA
さしずめカネジョウさんちは、イタリア語で言うと
La aragosta ”KANEJYOU”
って看板になるわけですね。笑
で、亀の絵の下の単語、、、
TARTAUGAって書いてあるんだけど、TARTA”R”UGAで
ないかい??R落ちてるよ。
などなど、小さなカードでいろいろ楽しませてもらいました。
そして、カードからほのかにイタリアの香水の香り~
気分はイタリアです。
今日はひとつ、すごいことがあって、、、
先生は今回からお月謝を2500円も
安くしてくれるというのです。
もともとかなり格安で教えてくださっているのに、
淳子さんは長く来てくださっているから
「長期割引にします」というのです。
そんな割引、聞いたことない。(笑)恐縮です、、、
つくづく、先生に出会えてよかったな~と
思いながら帰宅しました。
私には、これこそ「HO VINTO:当たった」です。
イタリアへ行っていました。
お土産に、イタリア語で書かれた「浦島太郎」の
絵本をくださいました。
かなりなお値段がしていて、恐縮です、、、

で、今日の授業では
「あ、そうそうこれを、、、」と、小さな紙をくれました。
「それは グラッタ ヴィンチっていうくじですよ。
今はバスのチケット買うと、当り前のように
『くじは、どう?』って聞かれるので、つい
買ったのですが、持ち帰っちゃって、、、
差し上げますから、やってみてください。」
と、くださいました。スクラッチくじです。
「当たったら、悔しいから、家で削ってください。
まあ、当たってもイタリア持っていかないとね、、、

ということで、早速~
Un mare di fortuna 「幸運の海」ってなんだかすごく胡散臭い。

どうやら、私のつたないイタリア語力で理解するに、
左にも右にもなにやらシンボルが出るらしい。
それが合致したら、当たりってことかな???
結果は、、、
う~~~ん
そう簡単には当たるわけないか。かすりもしないね。
でもイタリア語のいい勉強教材になりました。
だって、海の生き物の名前が書かれているもの。
BALENA はクジラか、、、
クラゲって、メドゥーサって言うんだ~
クラゲ好きの私でも知らなかった~
マンタはそのままMANTAなんだね。
最後のPOLIPOって、辞書によるとポリプのことらしいけど、
絵が何だかタコみたい。
また先生に聞いてみよう。
伊勢海老は、ARAGOSTA
さしずめカネジョウさんちは、イタリア語で言うと
La aragosta ”KANEJYOU”
って看板になるわけですね。笑
で、亀の絵の下の単語、、、
TARTAUGAって書いてあるんだけど、TARTA”R”UGAで
ないかい??R落ちてるよ。
などなど、小さなカードでいろいろ楽しませてもらいました。
そして、カードからほのかにイタリアの香水の香り~

気分はイタリアです。
今日はひとつ、すごいことがあって、、、
先生は今回からお月謝を2500円も
安くしてくれるというのです。

もともとかなり格安で教えてくださっているのに、
淳子さんは長く来てくださっているから
「長期割引にします」というのです。
そんな割引、聞いたことない。(笑)恐縮です、、、
つくづく、先生に出会えてよかったな~と
思いながら帰宅しました。
私には、これこそ「HO VINTO:当たった」です。
2009年01月07日
今年の目標はなんですか?
今日は、今年初めてのイタリア語の授業でした。
この1月で3年目。
もう、丸2年勉強したことになります。
毎週毎週、車で片道1時間

ただひたすら、大好きなイタリアとの関わりを
つなげようとしていた、それだけ。
生まれて初めて行ったはずのVenezia
どこも見たことがあるようで、私の前世は
ここにあったはずと確信した22歳のころ。
ガラスが嫌になってもう一度初心に帰る為、
Veneziaへ戻った24歳。
ガラスを見るのもいやって思っていたはずなのに、
すぐにガラス工房に出入りしていた私、、、
また帰っておいでと言われて泣いたあの日から15年、
一度も彼の地を踏めていない。

家庭も、工房も持ってしまった今、
若いころのように、何もかも捨てていくことはもうできない。
でも、(行けない行けない)と悔やんでいてもはじまらないと、
一念発起してイタリア語教室の門を叩いたのでした。
今日は先生が、開口一番、
「Quale e l'obiettivo di questanno?」
あなたの今年の目標はなんですか?
と、尋ねました。
実は特になくて、困っていました。
先生が「そろそろ目標を定めてはどうですか?」と
おっしゃって、
「例えば、イタリア語検定を受ける とか、、、」
(ええ~??検定??

ということで、私の今年の目標は
イタリア語検定4級を取る!
ということに、決まりました~
(このレベルで、大丈夫か~??)
パチパチ!!
がんばるぞ~
ところで、皆さんの目標はなんですか??
2008年11月27日
ピッコロ プリンチぺ
今日、イタリア語の先生に、イタリア土産をいただきました。
先生は、1週間フィレンツェやピサに旅行に行っていました。
なので、2週間ぶりの授業でした。
イタリアの新聞。(中古ではありません。笑)
インテリア雑誌
カレンダー
を、いただきました。

それから、イタリアのお土産話をいっぱい伺って、
私も行ってきたような気持になりました。

実は、今週末母と行く箱根、、、

どこに行こうか考えていた時、ひーちゃんさんの記事で、
DENさんと『星の王子様ミュージアム』に
行ってきたという内容を読んで、行ってみたいな~と思っていたのです。
しかも、予習として、ジャミラに毎晩、星の王子様を
読み聞かせているところです。
ちょうどタイムリーに星の王子様のカレンダーが
やってきました!!
先生はこの本の、イタリア語の朗読カセットを持っていて、
王子様役の子どもの声の演技が素晴らしいと、
前に話してくれていました。
ところで、イタリア語で星の王子様は、
Il piccolo principe
いる ぴっころ ぷりんちぺと、言います。
発音すると、とってもかわいいので、好きな言葉です。
ピッコロ プリンチぺって書いても、かわいい
ただそう思った、というだけなんですが、、、

今日は、変な終わり方だな、、、



