私を惹きつけるもの

櫻田のお花畑を見て、それから松崎町の商店街へ。

侘助さんで、ご近所のガラス工房「光箱」の
辻さんと井田さん御夫妻と、井田さんのご家族の
展覧会を今月末までやっていると聞いたので、
見に行ったのですが、定休日でした。


ちなみに侘助さんは、春には満開の桜並木と共に
那賀川の流れを眺めながら、お茶できるお店。

静かで、とっても雰囲気のあるお店です。
陶器やガラスの器や古布なども扱っていらっしゃいます。

珈琲は、松崎町の有名な竹炭焙煎の高田さんのコーヒーを
ネルドリップで出してくれます。

が、個人的にはクリームあんみつが、お勧めです。

２階はギャラリーになっていて、定期的に企画展が
開かれています。

松崎にお越しの際にはぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

http://r.tabelog.com/shizuoka/A2205/A220505/22002320/dtlblog/



で、時間をもてあまし、車を走らせていたら、
古道具屋さんを発見！！

お店に入って、店主のおじさんとあれこれ話をしました。

ガラス器は、さほど多くなかったけど、所狭しといろいろな
古いものが置いてあって、宝探しのように見るのが
楽しかったです。

おじさんの得意分野は、古い焼き物らしいです。
あと、化石とか土器とか石とか、、、




パッと目に入ったこの小箱。
私の好きなモザイクのスタイルだったので、
「コレください」と、言うと、「う～ん、、、これは
そうだな～１０００円くらいかな？？」

素材は何でしょうね～
と尋ねると「プラスチックじゃない？？」と言っていましたが、
私が思うに、これはソープストーンに着色して貼ったものだと
思います。

インド製みたいで、古いというか誰かがいらなくて持ち込んだもの
という感じですが、個人的に気に入っています。




そして、私の大好きな、小さなこけしに出会いました。

これはおいくら？？って尋ねると、それはタダでいいよ。
と、くださいました。

「こういうのが、どこのうちでもいっぱいあったのに、
みんな捨ててしまうんだよね。
こういう小さいものを、大事にしてほしいと願って、
売るようなものでもないけど、こうして飾ってあるの」


そうです。
丹後の祖母も、こういうこけしを大切に棚に飾っていました。
それが欲しくて、祖母にねだったものです。

だけど、いつの間にか無くしてしまって、、、

昨秋に帰った時、伯母に許しを得て、すべてもらって
帰りました。

このコレクションはまた、記事にしますね。


しかし、このちいさなちいさなこけし、、、
何だか豆を使ってあるようです。
しかも「三島」って書かれてる、、、（笑）

小さなこけし。
大好きなのに、こういう風情のあるこけしは、
宮城のこけし専門店に行っても、もう売っていませんでした。

普通のこけしじゃなくて、こういう素朴でちいさ～い
こけしが好きなんです。

皆さんのお家にも、いらっしゃいますか？
こびとこけし。





おじさんが、「古いものがあったら、買い取るから
教えてね」って名刺をくださいました。


皆さんも、古いもの持ち込みがてら、のぞいてみては
いかがですか？

面白いお店ですよ。