楽しくなるために、自分たちでやろうよ。

　
西伊豆へ越してからすぐに、地元の女性会に入りました。

そこで出会ったおばさま方に顔を覚えてもらい、
どんな仕事をしているのか知ってもらい、理解して
いただく機会になり、女性会に入ってよかったなと、
ずっと思っていました。

それに、多くのことを、年長の方々から学びました。


ところが、ここが県内でもひどい状態の過疎
であるという問題が女性会の存続を危うくしました。

年齢で順番に回ってきていた、支部会長の役。
私のひとつ前にまで回ってきたのです。

昔は、子育てが終わったころに回ってくる役でした。

しかし、私たちはまだ子育て真っ最中。
小、中学校は子どもが少なくて、親が手伝わないと
運営もままならない行事がたくさんあり、負担が
多いのです。

ママたちは、何らかの役員をすでに掛け持ちしています。

そこへ持ってきて女性会本部の、毎月の会合や、行事を
こなしていくのは、物理的に不可能ということで、
どこの地区も女性会を止め始めています。

私たち若手の、「なくしたくはないけど、この人数では
もうできません！」という意見と、
OGの、「存続してほしい」と言う意見とで、
1年以上話し合いを続けました。

結局、お互いが歩み寄り、女性会の本部から脱会する
だけど、今までのボランティア活動は続けるということで
おさまりました。

で、先週はゴキブリ団子を作りましたが、集まったのは
10名ほどでした。

今日は、乾いた団子を袋詰めしに、若手だけ6名集まりました。

終わってから、これからどうしていくか話しているときに、
私が

「何か、この会でやりたいよね。講習会とか、、、
そうだ！○○ちゃん、お菓子の講習会やれないかな～？」

と、目の前の、お菓子を自宅で作って地元で販売している
若いママに投げかけました。

「学校とかでも教えてるからいいよ。」

周りのメンバーも、「いいねそれ！やろうやろう！！」
ということで、そういう風に女性会オリジナルの企画を
打って、参加者を募ろうよということになりました。

女性会って
本来そういうものだったはずだよね。
きっと。


で、もっと何かないかな～企画。と皆に投げかけると、、、

「あたしのお母さんさ～煮豆作らせるとどうしてそんなに
ふっくらなのか不思議なくらい上手なの。
なくなる前までに、ちゃんと聞いておきたい。」

「絵手紙を教えている人、あそこにいるよね」

「つけものとかは、○○さんが上手だってね」

お～～皆さん、良い企画もってるじゃないですか～

私は、灯台もと暗しで、「案外地元のことって知らないだろうから、
そういうところを回るツアーはどう？」と、提案しました。




ポンポン楽しい企画が出て、とても有意義な時間でした。
ここ最近の女性会の集まりは、大概ブルーな気持ちで
終わっていましたからね。

「回覧板で回してさ～おばちゃん達が申し込んでくれれば
面白いよね。きっとみんな喜ぶよ～」

そうそう。
みんなが楽しくなること、自分たちでやろうよ！

ということで、そのチラシ、私が作ることになりました。
31日までに、、、

あれ？？
私、30日までに、他にもチラシ作るんだった、、、

あれ？？
31日までに、展覧会に向けて、大きな作品作らなくては
いけないんだよな～

何でこんなに忙しいの？？？