2009年01月12日
どんど焼き&歳の神
今日は、私たちの地区、大久須(おおぐす)地区の
子ども会主催の「どんど焼き&歳の神」でした。
子どもたちが各家庭を回り、家内安全を
祈願して、お賽銭を貰って歩きます。
お兄ちゃんが帰宅後、
「今年一年、かなり安全でありますように~」
と、祝詞を真似ていましたが、
「そりゃ、家内安全だよ」
と、大笑いしました。
本当は男の子が祝詞をあげる担当なんですが、
小学生の高学年に男子はもうおらず、
女の子が担当です。
うちのお兄ちゃんが入学した年も、去年も
新1年生はたった一人だけ。
そして今年は新入生が一人もいません。
来年は、ジャミラ一人が入学です。
大久須のちいさな子どもはあと一人だけ。
彼が学校へ上がるのは5年先、、、
子ども会の存続も危ういのです。
そして、地区はほぼ限界集落。
独居老人が多くて、歳の神で声をかけても、
声を聞きとってもらえなくて、
奥から出て来てくれないことが多いです。
しばらく途絶えていたどんど焼きを、先のお姉ちゃんたちの
父兄が復活させました。
朝から、だんごを蒸して、柳の枝に刺し、
歳の神の時に各家庭に配ります。
↑ これは、子どもたちの自由な作品群。
お兄ちゃん作、恐竜、、、
蒸しあがった直後は、まるで生まれたばかりに
思えるほどの生々しさが、超リアルでした、、、
炎で焦げないように、あらかじめホイルを
巻いて焼けにくくしておくのが通。
通常は、中止になるくらいの強風でしたが、
子どもたちがかわいそうなので、強行。
神主さんがお払いしてくれます。
消防団所属のお父さんが、ポンプ車も
用意してくださいます。
普通にやっては火がつかないので、
ドラム缶で形だけのどんど焼き。
古くなったお札やお飾り、お守りなどを
焼きます。
その炎でやいたお団子を食べると風邪ひかないと
いうことで、大人の方も10人ほど来てくれました。
ジャミラも、おいしいって頬張っていました。
(砂糖いっぱい付けて、、、)
子どもが少なくなると、こういう行事も
なくなってしまうんですよね。
それを支える父兄の負担も大きいです、、、
とても残念です。
Posted by たんたん at 21:49
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