子猫、その後、、、

ちょうど1週間前、車の下でギャーギャー泣いていた子猫。

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かわいそうだからと、餌をあげたが最後、
仕事場にいついてしまいました。

http://faro.i-ra.jp/e218862.html


この間のアナグマ君の悲しい出来事も心に残っていて、
助けてあげたいなと内心思っていました。

だけど、肝心のお父ちゃんが、

「早く出ていけ！」

とか

「猫なんか飼わんぞ！」
今度は、アナグマ除けに犬飼うんだから！」

とか

「役場の“犬ねこ引き取りの日”に、持って行くぞ！」

とか、散々な言葉を子猫に向けて浴びせていて
取り付く島もない状態でした。

捕まえてみて、

「ほら！可愛いよ」

と、見せても、一瞥するだけで、
ふん！といった風。


そこで秘策を練りました。

一切子猫に餌をあげないようにして、
それをお父ちゃんの目の前で宣言し、
お父ちゃんが言っていたような言葉を
猫に向かって言ってみました。

すると、2日ほどしてお父ちゃんが

「なんだか、子猫、おなかが減ってフラフラだぞ」

と、私に言ってくるではありませんか！

シメシメ、、、




実は、こっそりお父ちゃん、ちょっと餌あげていました。

本当はお父ちゃんが、大層な猫好きなことを知っています。


お父ちゃんが、子猫を心配し始めたのを見て、
すかさず

「仕方ない。ご飯あげてくるよ。
綺麗にしてから、うちに上げないといけないね。
真黒だもん。」

と言うと、お父ちゃんは反対しませんでした。

お父ちゃんがいない間にシャンプーして、
洗ってやりました。

洗ったら、きっと真っ白になるだろうと思ったら、
そのまんま、グレーでした。笑

たとえて言うなら、おろしたての習字の筆を使い、
洗った後のような、中途半端なグレー。


お父ちゃんが、


「まるで“ネズミ”だな」

って言ったので、お兄ちゃんが

「じゃあ、名前は“ジェリー”でどう？」

と言ったので、お父ちゃんは

「上手い！！」

と、大笑いしていました。

でも、まだまだ小さいので、結局「チビちゃん」と
呼んでいます。




無事に家族の一員です。

今は頬がこけてげっそりしていますが、
今に可愛くなるでしょう。


そして、向こうに見えるのが、
今回の一番の功労者（猫？）カンジ君15歳。

オスなのに、いきなり子猫におっぱい吸われて、
袈裟固めを掛けていましたが、、、大笑

それでも、全く怒らずに我慢してくれています。
助かりました。