第29回 神新伊豆地区交流少年柔道大会

たんたん

2011年07月13日 10:16

7月3日は、南伊豆で神新伊豆地区交流少年柔道大会でした。

2009年の様子

2010年の様子
 
新島、神津島、利島、大島の4島の子どもたちと、
伊豆の子どもたちの交流を目的とした大会です。

毎年熱戦が繰り広げられますが、海の状況で
島の子どもたちが参加するしないが左右される
大会でもあります。

去年は、荒天で船が欠航となり、大会は寂しいものでしたが、
今年はたくさんの子どもたちでにぎやかでした。




昨年、この大会でデヴューを飾ったジャミラ君。

団体戦にエントリーされて、かなり緊張している様子。




お兄ちゃんは、だいぶ精悍な顔立ちとなり、
大きくなったな~と、しみじみ眺めてしまいました。

過去記事で、試合のものを見ると、本当に幼い。
今のジャミラ君みたいです。


それでは、それぞれの試合を動画でご覧ください。
今回は二人とも勝ち進んで、3試合しています。
全部1本の動画につなげてあります。
どちらも8分ほどありますので、お時間のある時にどうぞ。


ジャミラ君の試合




ジャミラ君は、まだあまり技が出せません。

年長さんから始めたので、2年位ですが、
いつも年上の子と練習しているので、
自分よりも小さい子とやるのが、難しいようです。

3人目の相手はいつも勝てない強い相手です。

技が早いので、ジャミラ君は追いつけずに振り回され、
悔しくて試合中に泣いていました。

でも、昔は泣きっぱなしだったけど、今では堪えて
またかかっていく
ようになりました。

3人力を合わせて本当にがんばりました。

大将の幸次郎君は、最後に悔し涙を流しました。
それだけ精一杯がんばったんだなと、私も
グッときました。


お兄ちゃんの試合



お兄ちゃんの目下の弱点は、腕の力が弱いこと。
あと、上体のバランスをすぐに崩してしまうこと。

それを見抜かれると、一気に攻められて負けます。

3試合目の相手は、練習では勝てる年下の相手
だったのにもかかわらず、倒され続けて、
本当に悔しくて悔しくて涙が出てしまったようです。

弱点を認め、それを補うように自分でも努力すれば、
お兄ちゃんは強くなれそうなんだけどなあ、、、と
見ていて思いました。

大将の敬君の試合は『死闘』と呼べるほどの、スタミナ
勝負の戦いで、本当に見ているこちらが感動しました。


負けん気というか、心の強さというか、諦めない心が
見えて、負けた彼の顔を見て私はずっと


ウンウン、良く頑張った、頑張った、、、

と、頷いてしまいました。




で、この対照的な二人の顔。

お父ちゃんは思わず笑ったけど、お兄ちゃんの涙を
見てきた私は笑えませんでした。

お兄ちゃんの高学年Bチームは、結局3回戦で負けて、
3位か4位という結果でした。
(この大会は、3位決勝戦が無いなのでわかりません)


笑顔のジャミラ君は、、、

いつもそうだけど、彼には運がいつも味方するんです。

既に金メダルと銅メダルを持っている彼。

どうしても欲しかった銀メダルを手に入れて、
本当に喜んでいました。







どうですか?この嬉しそうな顔!




高学年Aチームは、3人の力が結集されて、大将である
キャプテンが粘りの勝ちをもぎ取り、見事優勝でした。




中学生チームも、見事優勝!



今年もまた、新島ガラスのトロフィーが、
私たちのクラブに贈られました。


本当にがっかりして、顔が土色になってしまったお兄ちゃん。

それを知ってか知らずか、3つ揃ったメダルを喜んで
眺めるジャミラ君。


どちらも、本当にあつい道場の中で頑張りました。

お陰で、午後の個人戦はメロメロで、大笑いでしたから、、、

そんな2人を、道場から3キロほどの弓が浜へ。

昔々、入籍したころ、千葉から来てくれたお義父さんと
お義母さんを連れてきたことがあります。

穏やかで、砂浜が本当に白くて、ゆったりできます。




悔しさで充満した心を、弓が浜の波が流してくれたのでしょう。




30分もしたら、こんな笑顔に戻りました。

連れて来て良かったと思いました。

また頑張ろう。

汗かいて、涙流して、喜んでいこう!


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